WORK

松園商事の仕事

樹木はどのように育成されるのだろう?
あなたの街の木は、いつか私達が育てた木かもしれない。

苗・土壌選定をする

苗・土壌選定をする

苗の発注、または自社地から種を選定

人間の遺伝と同様に植物にも親から引き継がれる特性や特徴があるため、多数ある樹木の中からより優れている親木(見栄えの良さや植栽に適したもの)を探すことから始まります。またこのような優れた親木を育てていくということもしています。

土壌
その地に合った土壌を自社地から選定

酸性の土壌に合う樹木やアルカリ性の土壌に合う樹木、赤土なのか黒土なのか、粘土質の土壌が合うのかや水はけの良し悪し等あらゆる特性を考慮し、その樹木が育っていくために最適な土壌を選びます。また最適な土壌を作ることもしています。

鉢に苗を植える

鉢(布製)を土の中に用意し苗を植える

直接地面に植え込まずに土の中に通常よりも大きめの鉢を用意して植え込むのは、樹木を移植し出荷する際にその樹木が傷つくことなく抜き取れるようにするためです。この鉢がないと太い根が広がってしまい移植する際に太い根を切り落とさなくてはいけなくなり樹木の本体を弱らせてしまいます。この鉢の準備は良質な根の状態で樹木を出荷するために必要不可欠な工程です。

土壌
その地に合った土壌を自社地から選定

酸性の土壌に合う樹木やアルカリ性の土壌に合う樹木、赤土なのか黒土なのか、粘土質の土壌が合うのかや水はけの良し悪し等あらゆる特性を考慮し、その樹木が育っていくために最適な土壌を選びます。また最適な土壌を作ることもしています。

           
部長 田中 大吉

苗木の選別は非常に重要で、生育に見栄えや成長に大きく影響します。育てるに当たり一手間も二手間も加えることで、最良の状態での出荷へと繋げることができます。
鹿児島は出水市から癒しとなる樹木を1本でも多く作れるよう皆で 一丸となり生産に取り組んでいます。

樹木を育成する

樹木を育成する

剪定
樹木の特性や用途に合う最適な剪定

年に3回ほど樹木が上に真っ直ぐ伸びていくよう横に伸びた枝を詰めて整えます。これにより樹勢がより良くなり樹木はより高く大きくまっすぐに育っていきます。その樹木の特徴や使用用途により最適な剪定を行っていく必要があリます。

支柱
樹木がまっすぐに伸びるよう支柱で矯正

樹木が真っ直ぐに伸びていくよう支え棒のようなものを取り付け矯正します。支柱を適切に行うことにより樹木はより真っ直ぐに伸び美しい見栄えとなります。

防虫
自然へ配慮した、除草・防虫・殺虫・殺菌

年2回~3回ほどその年の降雨量や天候や気温に合わせ除草・防虫・殺虫・殺菌を実施していきます。なるべく散布後に薬品の影響が長期間残りにくく土壌や自然環境に悪影響がでないような薬品を選択し、散布の量やタイミングを調整しています。

樹木を移植する

移植
より栄養のある新しい土壌へ植え直し

苗植えから約3年で鉢を取り除き、苗をさらなる成長のために必要な土壌が用意されたより広い場所に植え直します。この移植により新しい土壌の栄養を吸って鉢の外部に細い根を伸ばせます。出荷の際にこの細い根を切り取っても樹木本体への影響は小さいため、最良の状態で樹木を出荷できます。

           
課長 嵜川 哲也

樹木の管理、育成作業は我が子を育てる事に似ています。 病害虫などから守るため、お世話をしますが甘やかし過ぎると軟弱な木になりますし、また厳し過ぎるのも良くありません。
私達が心掛けていることは、何者にも愛情を持って接する。 同じ地球に生きる者として、人も木もまた同じだと考えます。

樹木の掘取り

樹木の掘取り

掘取り
根部分に細心の注意を払い出荷の準備

樹木を運送する際に樹木を傷つけないよう枝を折りたたみ縛ります。根を包む土も運送中に崩れ出荷先に植え込んだ後樹木が弱りやすくなってしまわないよう、緑化テープで根の回りの土ごと包み込みます。また根を切り取りすぎるとその分の枝葉も枯れてしまうので出荷する際には根部分の保護に細心の注意を払います。

定期便にて配送

配送
樹木を出荷するための定期便を運行

鹿児島から関東や関西、九州方面へ、樹木を出荷するための定期便を運行しています。チャーター便等の定期便以外を利用した配送も可能です。

           
部長 田中 孝文

掘り取りは、根を切り離すため樹木が一時的にビックリします。 その為、水やりや素早い作業を行い樹木のストレスを少しでも緩和してあげるのも私達の仕事です。引越し先へ無事にたどり着けるよう、注意を払いながらトラックへと積み込みます。自社定期便により「少量でも届けてもらえる、丁寧な仕事だね」と届くお声がとても励みになっています。

納品